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従業員の「手当」のこと、考えてますか?
こんにちは!名古屋の社労士 グロースリンク社会保険労務士法人です 最低賃金がどんどん引き上げられている昨今、基本給や手当の設定についてご相談を受ける頻度が増えてきました。従業員の給与を考える際、基本給に加えて重要なのが「手当」です。手当は、従業員のモチベーション向上や生活の安定に繋がり、ひいては企業の成長にも大きく貢献します。今回は、代表的な手当の種類と、それぞれの手当がどんな状況で効果を発揮するのかをご紹介します。代表的な手当の種類手当には、様々な種類があります。ここでは、特に導入を検討されることの多い以下の5つの手当について見ていきましょう。 役職手当: 役職に就いている従業員に対し、その責任や業務内容に応じて支給される手当です。部長、課長といった役職が明確な企業で導入されています。 能力手当: 従業員個人の持つスキルや能力、知識に対して支給される手当です。特定の資格の有無にかかわらず、その従業員が業務で発揮している能力を評価して支給されます。 資格手当: 業務に関連する特定の資格を取得している従業員に対し、支 ...
2025年05月28日 (水)
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見えにくい困難に寄り添う制度であるために――障害年金の今
こんにちは!名古屋の社労士 グロースリンク社会保険労務士法人です 見えにくい困難に寄り添う制度であるために――障害年金の今障害年金――この言葉から、あなたはどんなイメージを抱くでしょうか。年金と聞くと、多くの方が「高齢者のための制度」と考えがちです。しかし実際には、障害や病気によって日常生活や仕事が難しくなった現役世代にとっても、大きな支えとなる重要な制度なのです。精神障害や発達障害も対象に含まれています。けれど今、その制度運用に違和感を覚える声が少しずつ聞こえ始めています。障害年金の審査は、申請者本人に会うことなく、提出された診断書や申立書などの書類をもとに、東京の年金機構本部で行われます。そこでは、紙に書かれた言葉だけで生活の状況が判断されるのです。結果として、「書類では伝わらない困難を抱えている」方々が、不支給とされてしまうケースが増えています。実際、2024年度には障害年金の不支給件数が急増しました。https://news.yahoo.co.jp/articles/8153f59bbd0d9599b6 ...
2025年05月26日 (月)
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お役立ち情報
令和7年度社会保険料の変更について~企業に必要な対応~
こんにちは!グロースリンク社会保険労務士法人の武井です。令和7年度からの社会保険料の変更が発表されました。社会保険料とは、健康保険、厚生年金保険など、労働者と事業主が支払う義務のある保険料のことです。これらの保険は、病気や怪我、失業といったリスクに備えると同時に、将来の年金受給を支える重要な役割を担っています。健康保険料率の改定令和7年度の大きな変更点の一つが健康保険料率の見直しです。具体的な料率は、居住地による地域差によって異なりますが、多くの地域で保険料率が若干上昇しています。これは、医療費の増加や高齢化社会に伴う負担増を反映したものです。厚生年金保険料の調整厚生年金保険料も同様に見直されました。年金制度の持続可能性を確保するため、保険料率が上がるケースが多く見られます。特に、若年層の保険料負担が重くなる傾向にあり、将来の受給額増加を見込んでの調整が行われています。今年度の社会保険料の変更により、各企業においては給与計算システムの更新などが必要になりますので、忘れずに行いましょう。保険料率の更新給与 ...
2025年03月21日 (金)